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そのまま、何度か中のヌメリをすくい上げて理恵の一番敏感な部分を擦っていると、立っていられなくなったのか、しゃがみ込むように膝が折れかけた。
義男は、乳房を揉んでいた左手を離し、後ろから理恵のお腹を抱えてそれを許さなかった。
理恵は快感を我慢できないのか、腰を左右によじったり、股に力を入れたりしながら、理恵を抱える義男の左手を両手で上から持っていたが、その手が急に震えるほど力が入り、「うっ」と呻くと身体をビクビクッと震わせ、手の力も抜けた。
「逝ったの?」義男は理恵に声をかけた。
「うん・・・」理恵は少し呆然としなから言った。そして続けた。
「ねえ、お願い。ベッドに寝かせて・・・」
義男は、理恵をベッドに寝かせると、剥ぎ取るように水着を脱がせて、そのまま、何度もセックスをした。
何度も果て、ふたりとも食事も取らず。21時過ぎには疲れて寝てしまった。
翌朝は空腹で目が覚め、ブッフェ会場が開くのを待って朝食を摂った。
理恵はご機嫌で食事を並べて食べていたが、義男の表情は暗かった。
自分の意志の弱さを嘆いていた。
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