初めての告白、初めての・・・

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ずっと止めていた息を深く吐き出して、呼吸を整えた 本当に私は、恭介さんとしたんだ…… 昨夜のは夢では無くて、今も夢じゃない 昨夜の記憶を思い出すたびに身悶えしながら、ベッドの下に落ちているキャミソールとショーツを拾う ソファーの上に置いてある紙袋から、ワンピースに着替える前に着ていた、ジーンズとトレーナーのカジュアルな服を出して着た しばらくして、先ほどと同じ格好の恭介さんが、濡れた髪をバスタオルで拭きながら出てきた 「あ、髪が濡れたままだね」 ドライヤーがどこにあるのか分からず、探すという行動を省略していた 「おいで」 手招きする恭介さんに近づくと、ベッドに腰掛けるよう促される 恭介さんはドライヤーをバスルームのどこからか持ってくると、私の髪を乾かし始めた
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