初めての告白、初めての・・・

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全てが生まれて初めての経験で、なんとも言えない羞恥に包まれながら、恭介さんに髪を乾かしてもらった それから、帰る支度を恭介さんとする 恭介さんは昨夜と違うワイシャツにスーツで、ネクタイは締めていなかった 「そろそろ、出ようか」 先程から羞恥で心を占めている私は、恭介さんとあまり会話をしておらず、そう言われてただ無言で頷くだけだった 昨夜の記憶が脳内を何度も何百回以上と数えれないくらいフラッシュバックしていて、恥ずかしさで気まずくなっていた 私は、バッグと恭介さんに『プレゼント』してもらったお洒落なネイビーのワンピースとヒールの靴が入った紙袋を持った そしてこのホテルの部屋に来た時と同じ様に、火照る頬を俯かせたまま恭介さんの後を追うように、恭介さんと一夜を過ごした豪華な部屋を出る
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