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「では、有栖川君は私と一緒に来て貰えますか」
「…? 友達なんだから名前で呼べよ、フウマ!」
ぴしっと固まる副会長。
(は?名前で呼べよ、ですって?誰が従うと?)
そんなことを思った副会長だが、勿論それが声に出ることはない。
「はい、分かりました。では改めてアオ、一緒に行きましょうか」
「おう!フウマ!ていうか、そんな作ったような笑顔しなくていいんだぞ!」
再びぴしっと固まる副会長。
(作ったような笑顔…?作っているんです、イライラしているのが表に出ないように)
勿論それも声に出ることはない。
「はい、有難う御座います」
「いいんだぞ!」
その後副会長は理事長の甥っ子転校生と会話する度、イライラしてたとか。
ーーーーーーーーーーend
本日のおまけ、
「その後の副会長」でした。
本編よりおまけが長くなってごめんなさい。
最後無理やりきったような感じになっちゃったかも。いつか書き直すと思います。
次の章から本編になります。
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