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何が最初に?
クリエイターの皆様はお話を作られる際、何が最初に決まることが多いですか?
私はキャラありき人間なのでいつもキャラクターが一番最初です。
こう言う子が書きたい!
こう言う子を動かしたい!
が全ての原動力になっている気がします。
逆に言えばそれさえ決まればあとはまぁ、勝手についてくると言いますか。
この子を効果的に動かすなら設定はこう、とか周りの子はこう、とか。
そういうのをこねくり回して設計図を立てます。
もちろん、微修正を加えながらプロットを完成させて、それに沿って章立てをし、章の中に各々細かいお話を加えつつ(大抵この時点で脱線して長くなる…爆)進めていって、完結を目指します。
キャラありき人間なので、キャラが生きてくるとどんどん書きたいお話も膨らんで、短編とか続編とかショートショートとか割とふとした時にすんなり頭の中に落ちてきたりします。結果、それに手が追い付かなくてギャー! 書きたいの沢山あるのに時間足りない!ってなるんですが…それとは対照的に降りてきにくいものがあります。
それはね、タイトル…orz
これが劇的に決まらない作品が必ず年に数個出てきます。いや、8割方これだと言っても過言ではないかもしれません、私の場合。
去年だと『つべこべ言わずに僕に惚れろよ』もそのひとつでした。
結局作中の決め台詞をタイトルに据えてしまう感じで落ち着いた?んですが、付けた当初はこれが恥ずかしくて恥ずかしくて(爆)。
読者様からは好評を頂いたタイトルでしたが、私は発表当初、とても恥ずかしかったのを覚えています(爆)。
『僕惚れ』に完結ブーストがかかった辺りの懐かしい画像を見つけました↓(新連載の『臨職さん〜』の読者様とか伸びなくて、完結した『つべこべ〜』が強いなーと悩んでた頃)
表紙、今と違ぁーう!(笑)
完結してから随分経って、今の表紙になったんですよね。
ちなみに隣にある『臨職さん〜』は『キス先』です(笑)。
『あなたに、キスのその先を。』
これも難産型のタイトルでした。
連載開始からだいぶ長いこと、『臨職さんは本採くんに、ただひたむきに恋をする」という長ぁーい仮題のまま進めていたのを覚えています。そのタイトルで表紙も幾つか作りました(笑)。
これは2番目のデザインの表紙。
使わせて頂いていた写真の素材サイトが、R18への利用NGと知って作り変えたんですよね。ちなみに『僕惚れ』の表紙写真は自作の写真なので問題なしでした。
↑あままつ様のフリーイラスト。これはタイトルが『臨職さん〜』から『キス先』に変更になってからもしばらくこちらの画像、使わせて頂いてました。
ので、未だに略した時にこの時の名残で『臨職さん』と言ってしまうことがあります。
結局それで馴染みが出来てしまった読者様もいらしたので、シリーズ名に残しています。
『臨職さんと本採くん』シリーズ。
先で短編とか発表することになったら、そのシリーズ名でどんどん話が括られていくかな?と思います。
でも日織が臨職辞めたらこの縛りもおかしくなるので…その辺も踏まえたシリーズ名を考え直さないといけないかも?と思っています。
タイトル。
本当いつもこれに悩まされる私。
章のタイトルでも時折頭を抱えているのは内緒です(笑)。
◆オマケ。
今の『キス先』と『僕惚れ』の表紙。
雪ちゃん作。
何でもっと早く依頼しなかったの!と思いつつ。
あ、でも『キス先』、タイトル変わった事を考えると結果オーライ?(^◇^;)
(2020/01/23)
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