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目が覚めるとハヌルは僕の頬を優しく撫でていた。
朝日が窓の隙間から射し込んできていた。
ハヌルが微笑んできたので、僕も微笑み返した。
するとハヌルの目つきが狼のように変わって、「セイ…」と言いながら、口に舌を入れられ、僕の服を乱暴に脱がそうとしてきた。
びっくりして、怖くなり僕は「辞めて」と言った。
ハヌルはそれに応じず、僕の手を無理やり掴み、抵抗出来ないようにしようとした。
僕はなんとか抵抗をしてベッドを出て、脱がされた服を着た。
無理やりされたことがショックだった。
僕は経験がなく、こういうものはお互いの同意の上でするものと思っていた。
ハヌルは「セイごめん。」と言ってきた。
僕はその言葉を素直に聞き入れられずに涙が零れた。
僕は俯いて黙っていると、ハヌルは「セイのことが好きだから、愛してみたくなったんだ。セイのことを傷つけて本当にごめんね。」と言ってハグをしてきた。
「ただ、怖かった。」と僕が言ったら、ハヌルは「セイを悲しませてごめん。もうこんなことはしないから泣かないで。」と言い僕の涙を服の袖で拭ってくれた。
僕はハヌルの愛を感じ、口づけをした。
ハヌルもそれに応じた。
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