始まりの始まり

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たくさん苦しんで苦しんだ。思えばあいつに告白したのがそもそもの間違いでやっぱりやめておくんだった。でも結婚してなきゃ愛菜はうまれなかったわけで。 ただそれだけ。 あいつに感謝するなら。愛菜をうんでくれたこと。小さかったあの子は、こんなに大きくなったよ。 あいつとはまるっきり違う。
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