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はじまり
2019年12月。
7年ほど持ち続けていた、将来の夢を捨てました。
専門学校に通いはじめて、ガリガリと削られた夢のカケラたちは不満や不安になって流れていきました。
そして進級のための実技学習。
何かが、パチンっと音を立てて切れました。
その時、限界だって思ってしまった。
無理だ、この世界は自分は耐えれない、どうすることもできない。
そんな言い訳じみた言葉。
笑って友だちに言ったところで、笑い話にしかならない。
そんなある日、私は人生で初めて
学校が嫌で苦しくて泣きそうで、家を出ることができませんでした。
2019年12月の後半のことでした。
このお話は、19年間の生きてきた私が私の為に書く実話に基づいた物語です。
生まれてから19年の日々を忘れることができない日々を、よろしければご一緒に。
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