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夜明け
土手沿いを自転車で走る
まだ薄暗い中で自転車の灯りが
行く道を照らす
夜から朝にかけて
空の色が変化する
星と白い月がまだ残っている
今日も始発に乗って出かけていく
何度も諦めそうになったけれど
嫌いにはなれなかった
やっぱり好きなことには変わりなかった
「夢は諦めなければ叶う」
上京する時にばーちゃんが言ってくれた
今でもまだその言葉を信じてる
自分で決めた道だから
くじけることもあるけれど
頑張ろうと思う
「まだやれる！」
そんな気持ちに
させてくれる冷たい空気
冬の朝は僕の気持ちを
今日もしゃんとさせてくれる
冷たい空気を頬に感じながら
また走り始めた
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