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本棚に追加「遠野です。あの。月島先輩はいらっしゃいますか。
今日会議だって聞いていたんですけど。
携帯がつながらなくて・・。」
蛍から署に電話が入り 小池が出ると
そう聞いてきた。
「ああ。そうだけどまだこっちには来ていないよ。
どうかした?」
ああ・・。と蛍は困ったような声を上げる。
「来栖先輩の立ち寄り先がわかったんです。
聞き込みをしていたら姿を見た人がいて・・。」
「ああ。そう。どこで?」
カサカサと音がする。
「資料の2ページ目のバー ノーブルです。
友人が経営されていた店らしいんですが
去年クローズになっていて。
ただそこに来栖先輩らしき人が入っていくのを
見た方が居ます。前から面識があったそうで
何故だろうと不思議に思っていたと。」
小池はデスクの引き出しを開け
資料を出すとページを捲った。
ああ。ここか・・。
「で、蛍ちゃんはしばらくそこを張ろうと
思っているんだね?」
「はい。携帯も電源が入っていなくて
来栖先輩とは連絡がつきませんし 可能なら
直接会って話をしたいと。。
ですから先に月島先輩に報告をと思ったんですが。」
・・まあ。確かにな。
来栖が何を追っているのか
報告も一切上がっていない。
元々警察官としての意識が低い男で
勝手な事ばかりして 問題視もしていた。
あの風貌自体 警察官として相応しくない。
・・・いい機会だ。
「蛍ちゃん。俺から月島には伝えておくよ。
一人だと何かあった場合困るからそこへは
俺も行こう。一旦仕事を片付けてからになるから
俺が到着するまでは安易に踏み込んだりは
しない事。いいね?」
「はい。わかりました。すいません。。」
蛍は申し訳なさそうにそう言って電話を切った。
時計へと目をやると四課との会議まで
まだ時間がある。
月島が署に来るのはもう少し後になるだろう。
小池はそのまま音も立てずに部屋を出て行った。

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