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これで大樹との関係が壊れてほしくない それって自己満足だと思うけど、私には大樹の存在が大きかった でもこのまま大樹が去っていったとしても仕方ないと思う 架純「断っておいて調子いいかもしれないけど、明日からもいつもみたいに話しかけていい?」 恐る恐る聞いてみる これは強制的な質問なのかもしれない 大樹「もちろんですよ。どんな関係でも側にいたいんで。俺の気持ち舐めないでください」 強がりってわかってるから余計に辛かった 架純「ありがとう。じゃあ私帰るね」 今日は長話するような雰囲気じゃないと思い、話し終わるとすぐに席を立つ 大樹「はい。お疲れさまでした」 まだギリギリ笑顔の大樹を残して店を出た あのまま受け入れないと、私が困るとわかって演技し続けてくれたのだろう 外に出て遠くから大樹の席を見ると、テーブルにうつ伏せで顔を隠していた 胸が苦しくても何もできない私は、そのまま帰るしかなかった
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