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お店に着くとカウンターに座り、お酒と料理を注文した
ここはたまに紗栄子と来るお店だった
2人とも生ビールを頼んで、とりあえず乾杯をした
カウンターの隣同士って距離が近い気がするのは私だけかな
架純「ねぇ大樹。今、何が楽しい?」
大ざっぱな質問を投げかける
大樹「えっ?楽しいことですか?サッカーやってる時ですかね」
へぇ~サッカーやってるんだ。スポーツ得意そうだもんな
架純「サッカー?全然やってるの知らなかったよ」
そんな話聞いたことなかったし、大樹のこと意外と何も知らないんだなぁ
大樹「サッカー好きのやつらと、グラウンド借りてやってるくらいですけど、体動かすって気持ちいいですよ」
私は運動神経が無いに等しいから、やるよりは見る方がいいかな
架純「楽しそうだね。サッカー見るのは少し興味あるなぁ」
サッカー自体も見たいんだけど、サッカーしてる人の足の筋肉とかの方が目がいっちゃうかも…
大樹「今度、見に来ますか?」
いったい何を目的に行くつもりなのか…
架純「行っていいの?」
紗栄子も誘ったら来るかな
大樹「もちろん。みんな家族とか彼女とか見に来てるんで」
もしかしたら、そこで出会いがあるかも…とか邪な考えを持っている
今度、絶対見に行くと約束した
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