再会

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架純「うちの会社も、あの時大樹を選んでよかったよね。 だって大樹は入社していくつも契約成功させてるし、取引先には気に入られてるし、すごく貢献してるもんね」 本当にあの時、大樹を切り捨てていたら、えらい才能を失ってるところだったと思う 大樹「架純さんはどうですか?」 真っ直ぐな瞳で見つめてくる 架純「私?もちろん大樹がいてくれてよかったって思ってるよ。絶対必要な存在だもん」 あぁ…何、恥ずかしいこと言わせてるのさ 大樹「よかった。めちゃめちゃ嬉しいです」 喜んでいる大樹を見てると、こっちまで嬉しくなる たぶん結果を出すために相当努力してるんだろうなと感じていた そんな大樹を私も尊敬する 大樹「なんか暑くなってきちゃいました。上、脱いでもいいですか?」 興奮して話していたから、体温が上がったんだろう 架純「うん。どうぞ」 上着を脱いでもまだ暑かったらしく、腕をまくりだした チラッと大樹の腕を見ると、細いのにいい感じに筋肉がついていてビックリした 架純「ねぇ、大樹!二の腕の筋肉すごいね」 かなり興奮ぎみに話す私 大樹「一応、少し鍛えてるんで…」 普段はスーツ着てるから、全然わからなかった
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