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架純「ちょっと触ってもいい?」
筋肉を見ると、どうしても触りたくなってしまうのだ
大樹「いいですけど…」
了解を得たので、ゆっくり二の腕を触ってみる
私の好きな筋肉の付きかたをしてる
架純「すごくいい!」
いろんな角度で触り始める
もうこれは、ただのセクハラとしか思えない
架純「あぁ こことか、ものすごくいい!」
触られながら、大樹もどうしていいかわからない表情をしている
興奮が止まらなかった
大樹「あの…触りすぎです…」
大樹の声で急に冷静さを取り戻すと、慌てて手を戻した
架純「ごめん。ムキムキまでいっちゃうと苦手なんだけど、細くて引き締まった筋肉を見るとつい触りたくなっちゃうんだよね」
何を言ってるんだろう私は…
大樹「全然いいですけど、回りにたくさん人がいますし」
そうだよね。ちょっとやりすぎたと反省した
そんな私を見て大樹が笑った
架純「なんで笑うの…もう」
今まで大樹には見せたことない感情だったからだろう
大樹「いや、すみません」
謝っているのに、まだ笑っている
なんとなく2人の距離が縮まったような気がした
でも、完全にせっかくのいい話が、台無しになったことは間違いない
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