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髪を乾かすと静にリビングへ向かった
その時、リビングから理一の話し声が聞こえてきた
理一「陽菜ごめん。今日は無理だわ。明日でもいいかな?」
理一が電話で誰かと話しているみたいだ
えっ?陽菜って女の子だよね?
もしかして本当は彼女いるんじゃないの?
今の会話でいろんな事を疑い出してしまった
理一「じゃあ明日…」
電話を切ると、少し時間をおいてから理一の前に行った
架純「お風呂ありがとう」
なんか少し恥ずかしい
理一「あ~ うん。ベッド使っていいから、俺はこっちで適当に寝るし」
さらっと言ってくれたけど、本来なら私がこっちで寝るべきなんだよね
架純「でも…」
ちゃんと女の子扱いしてくれてる
理一「いいから!早く寝ろ!」
不器用な言い方だけど、すごく優しさは伝わる
架純「うん。おやすみなさい」
理一「おやすみ」
寝室に行きベッドに入った
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