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紗栄子「だったら片岡とかいいんじゃない?」
えっ?大樹?
ちょっと意味がわからないんだけど…
架純「なんで大樹が出てくるの?」
まったく予想してない人物だったからだ
紗栄子「ほら!片岡も彼女と別れたわけだし」
もしかして、また面白がってるのかな?それとも本当に大樹とくっつけばいいと思ってるのか紗栄子の考えてることはわからない
架純「大樹は大事な後輩!それだけ!」
2人の関係はそれ以上でも、それ以下でもない
紗栄子「もしかしたから、向こうはそう思ってないかもよ…」
意味深な感じで言ってくる
架純「どういう意味?」
なにかを企んでいそうな顔をしている
紗栄子「さあね…」
はぐらかして、それ以上は詳しく話さない
架純「とにかく大樹は他に好きな人がいるみたいだし、私なんかと噂されたら迷惑だよ」
私と大樹の仲は絶対に強い絆で繋がってるんだから
紗栄子「わかった。ごめん」
あまりしつこくしたら私が怒ると思い、紗栄子から話を退いた
架純「でも、今回のことは大樹には言わないで。きっと心配するから」
心配性すぎて、毎日家まで送るとか言い兼ねない
紗栄子「大丈夫。絶対に内緒にする」
真面目な顔をしていたので、約束は守ってくれるだろう
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