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数日後、仕事が終わると1人でご飯を食べていた
タイ料理が好きで週1で食べに来ている
紗栄子はパクチーが苦手なので誘えなかった
大量のパクチーを入れた鍋は絶品で、追いパクチーをして食べている
1人で至福の時を過ごしていると、20代後半くらいの男が話しかけてきた
ナンパ男「彼女1人?」
見た目はかっこいい風に見えるだけの安そうな男に思えた
たまにいるんだよね。急に声かけてナンパしてくるやつ
架純「1人ですけど、なにか…」
とりあえず、適当に対応して断ろう
ナンパ男「すごく可愛いよね。モテるでしょ?」
架純「まぁ」
せっかくの美味しい食べ物がまずくなるし
ナンパ男「だよね~。ここ座ってもいいかな?俺、おごるし」
前の席に座ろうとしている
架純「やめてもらえます?」
本当に面倒くさいやつきたよ。も~どっか行ってほしい
ナンパ男「いいじゃん。2人で食べた方が2倍美味しくなるよ」
なかなか引き下がらないウザイ男に腹が立ってきた
架純「消えろ!クズっ!」
おもいっきり蔑んだ目で言ってやった
ナンパ男「バカにしやがって、ふざけんな」
その言葉に逆上して男が殴りかかってきた
私は、目をつぶって殴られるのを覚悟した
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