スイス 隠れた名品編

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スイス 隠れた名品編

いきなりやってきました、初回は日本人に人気も高いスイスです。スイスは物価は高いと言えどほぼ日本と同じですし、食べ物もグッズも日本人好みが多くお土産初心者には優しい国です。ではいきなりお土産としてはマイナーな物からご紹介しましょう。 【隠れた名品】 ★5つが満点 使いやすさ★★★★★ 持ち帰りのしやすさ(軽さと耐久性)★★★★★ 値段の手頃さ★★★★★ なんと、お土産として良いか否かのジャッジ項目オール5の、隠れた名品中の名品、 VICTORINOX社のピーラーとナイフ(トマトやキウイフルーツをカットする専用)です。 VICTORINOX社製品は今でこそ日本でもスーパーで見かける事があるので知っておられる方も多いかもしれません。ですが、キッチン用品のピーラーと(トマト用の小さい)ナイフはまだ使った事がない人も多いのではないでしょうか。 カラーバリエーションは多いようですが、基本は黒色で(現地の土産物屋も取り扱いは大体黒色)、形もシンプルなキッチン用品のためお土産としての見た目は大変地味なのですが、使ってみて初めてその良さが分かります。結果的に喜ばれる事間違いなし。私は自分用に買ったのですが、本当に素晴らしい一品で現在も日常的に愛用しています。シンプルだからこその飽きの来ないデザインも魅力です。 ピーラー、トマト用ナイフ共、無駄をそぎ落としたシンプルな設計で特筆するべきはその軽さ、そして切れ味の良さ。 ピーラーは日本製で良いと言われる物やアメリカ製を使用した事もありますが、VICTORINOX社の物ほど軽く小さいものはありませんでした。見ただけですとかなり小さく感じ扱いずらいのではないかと一瞬不安になるのですが、手に握ると細部にこだわったデザインだという事もあり驚くほどしっくり馴染むんです。剥きやすさもピカイチでジャガイモなど本当にむきやすい。切れ味は良いのですがデザインが優れているのか、大人の場合は余程不注意を起こさない限り手を切ることはないでしょう。年数が経ってもその切れ味は素晴らしく、私が購入したのはなんと10年前で手入れもスポンジで軽く洗う程度ですが、めだったサビや刃こぼれもなく今も現役です。皮むきは日常よく発生する作業なので、VICTORINOX社のピーラーは意外に喜ばれると思います。一番のお勧めです。 次点がナイフ。トマトやキウイ用のナイフは、正式名称は忘れましたが、トマトナイフだったか、名称にトマトが入っていたと思います。こちらも大変軽く、全長約21cmの小型ナイフで、カットする部分がぎざぎざに加工された歯は軽く握る程度では全く切れる事もなく、おもちゃのようにしか見えません。ところがこれも優れもので、一般の包丁ではカット時に潰れて切れてしまうトマトやキウイが本当に綺麗に切れるのです。実が多少熟していても大丈夫。一般の包丁では裁断に苦労するプチトマトを切る時は感動しますよ。こちらは絶対なくてはならない品ではありませんが、あると便利です。こちらもスポンジで洗うお手入れで見た目、切れ味共に問題なく10年選手です。 気になる値段ですが、本場スイスで買えばめちゃくちゃ安い。ピーラーは確か当時約4スイスフランでした。ナイフの値段は忘れましたが、この値段なら試しに買おう失敗してもいいやと思ったくらいなので、安めだったと思います。 スイスも日本と同じで雑貨はMade in China製品が多いため、それを避けようと思うとお土産を探す時も大変なのですが、VICTORINOX社製品はスイス製。製品にもしっかりSWISS MADEと入っているので人にあげるお土産としても最適です。 ※荷物に入れて持ち帰る際も軽さはほとんどありませんし、嵩と言えば(箱に入って売られています)箱自体の大きさも大した事がありませんので持ち帰りにも優しい一品です。(※当時とは状況が変わっていると思いますので、まずナイフは国外持ち出しOKかどうかを、OKの場合はスーツケースに入れて持ち帰れるかどうかを必ず旅行前にご確認ください) VICTORINOX社の一般的な土産品としてはアウトドア用に使う万能ナイフが有名で、実際現地には土産物屋でもどこでもたくさん売られていますが、かなり高価ですし使う人も機会も限定されるので、お土産としては頻繁に使うキッチン用品の方が絶対良いです。 もちろん、私のように自分用として購入されるのも大のお勧めです。愛用して10年目、もう元の値段分は回収しまくっている地味に見えて素晴らしい名品です。
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