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撮影開始
田畑:はーい どーも。お笑い芸人、アンダーメディアの田畑です。
川田:皆様、アシスタントを務めさせていただきます、アナウンサーの川田です。
田畑:そして、テレビに映っちゃいけない方々でーす。
岸谷:やだー、なんですかその紹介。元カフェオレのキーシャンこと、岸谷 美樹です。
源田:源田祐樹でーっす。ってか、干されてるのは二人もいっしょじゃないですかー。あんまり変なこと言うと、ロケ中に殴っちゃいますよ。
鈴木 苦笑い
田畑:それにしても、よくまぁこんなメンバー集めましたね。
川田:そーですねぇ。それだけ、危険なロケになるかもしれないってことですね。
田畑:消えかかってるタレントなら、本当に消えてもわかりませんからね。
鈴木 苦笑い
岸谷:ところで田畑さん、ここって、どこなんですか?
田畑:ここはですね、九宮里村です。山に囲まれた美しいとこですねー。
源田:俺たち、なんでこんなとこに連れてこられたんすか?
田畑:源田君、良い質問だ。この村には、本当の人狼ゲームが行われているって都市伝説がありまして、その検証に来たわけです。
川田:そうなんです。そこで、今回はこんな方にも来ていただいております。
鈴木:どうも、人狼ゲーム日本大会2連覇、人狼王 鈴木 義孝です。よろしくお願いします。
源田:なるほど。素人の兄ちゃんが混ざってるから、ロケ中にぶんなぐってやろうかと思ったけど、れっきとした出演者なんですね。
田畑:源田君、こんな山奥まで来たのに、暴力事件でお蔵にしちゃだめですよー。
川田:はぁい、では、さっそく行ってみましょう。
岸谷:川田アナ、まとめが雑ですね。
「カットー」
軽快にオープニングトークが撮影され、ディレクター次藤のカットがかかる。
撮影風景を、村の人々が物珍しそうに見ている。その中には、村に撮影を承諾を取り付けることに強力してくれた二人もいる。
村でリーダーシップをとる若大将的な中年の村田和夫と、村のムードメーカー的な若者の佐々木 昭
佐々木は次藤と目が合うと、親指を立てて合図を送った。その横に笑顔で見守ってくれている村田。次藤も二人に笑顔を返す。
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