1人が本棚に入れています
本棚に追加
きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!
いったいこの白い世界は、どうなってるんだろ?
僕は、脚の爪や肉球にこの白い世界の冷気を感じとり、キョロキョロと何処までも延々と拡がる白い世界を見渡し、鼻をひくつかせて辺りの匂いを嗅ぎながら、この白い中を歩き続けた。
きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!きゅっ!
僕は歩いていくうちに、段々心細くなってきた。
孤独。
ひとりぼっち。
ただ、この白く閉ざされた世界に僕、ひとりぼっち。
最初のコメントを投稿しよう!