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第一章 私の出会い
私は…「菊池 美玲」(きくちみれい)。
高校を卒業して…間もない頃でした。
私の儚い恋は…迎えました。
彼の名前は…「佐々木 葵」(ささきあおい)。
私達が「19歳」の時に会いました。
まず、出会いを話したいと思います。
彼は慌てた様子で、
「あの…合格の合否を見たくて来たんですけど…」
と私に言ってきた。
私も…
「私も…合格の合否を見に来たんですっ。一緒に行きます?」
と言ってしまった。
彼は
「なら良かった!僕も一緒に行っても大丈夫ですか?」
と言ってきた。
私は
「えぇ、いいですよ。私も行きたかったので」
と言って、合否の紙を探しに行く事にした。
彼が見つけたみたいで…
「有りましたよ!裏門のところに(笑)俺ら反対から来てたみたいですね。」
と言った。
私は…
「そうみたいですね、あはは」
と乾いた笑いで笑ってしまった。
彼は急いでいるらしく「合否」を見るなり帰る準備をしていた。
「あ、急いでて…すみません、俺、帰ります!また会えたらいいですね。」
と一言言い残し、去っていった。
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