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「よし、これで終わりっと。」 私は定時から1時間過ぎた頃に会社を出た。 今日は金曜と言うこともあり世間は少し早い週末を楽しんでいる人で溢れていた。 私も近所の居酒屋で飲むことにした。 「お!怜ちゃんじゃねーか!いらっしゃい!」 店主のおじさんは私の顔を見ると久しぶり!と声をかけてくれる。 小さいお店だけど、おじさんは気さくでよく話してくれるし、料理も美味しい。 私は月に数回このお店に通っている。 「おじさん!オススメください!あとビール!」 「なんだ?怜ちゃんまた残業か?」 「はい、ちょっと…」 「酷い上司だなぁ体大事にしなよー!」 「はい、ありがとうございます。」 少しの会話を交わし私は料理を食べすすめる。
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