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特別編:コロナウィルスは価値観を浮き彫りにする良い機会やも。
英子、椎子「先輩、今回は特別編だそうですね」
龍崎令羅:「そうよ。コロナウィルス中の婚活って、もしかして互いの価値観を知るいい機会では?と思ったので思い切りぶちかまさせてもらうわね。」
龍崎令羅:
「ずばりタイトルの通りです。
コロナウィルス感染者拡大の中、婚活イベントもどんどん自粛され活動しにくいと感じておられる婚活者の方は多いと思います。また、感染はしていない(はずの)自分自身が今の状況を重く捉え、実際に人と会う婚活はしばらくストップしようと思う、という人もいるでしょう。
ただ、良い方向に考えれば、婚活中最も苦戦するであろう「相手の価値観が自分と合っているかどうかを見極める事」が少し緩和されるかもしれません。解説していきましょう。
ちなみにここでは「自分はコロナウィルスを深刻に捉えていないからガンガン外出するし飲食するし場所も何も世間も相手の事も気にしない」方は除外させて頂きます。それこそ同じ価値観の方と婚活で出会えればいいですね、はい終了。
ここで対象とするのは「この時期、自分は婚活をすでに自粛している、あるいは自粛しようと思っている人」です。
『婚活自粛しようかと思っていた矢先、婚活ツール(アプリや結婚相談所など)からタイミング悪く相手からコンタクトが入ってしまった。理由を伝え、面談は延期もしくは中止したい。相手が良ければしばらく面談はせずにメールだけのやり取りもいいかもしれない』と言う場合。その希望を相手に伝えたとします。
その時の相手の反応が、「はあ?」みたいな感じでキレたり怒ったり不機嫌な態度を取るようならとっとと他に行きましょう。あなたとは価値観が違いすぎる事はここで説明しなくても分かるはずです。
そこまで行かずとも、コロナウィルスなんて大したことないよ、実際日本はそうだしという反応の相手はいくつかの危険パターンに分けられます。
パターンその1:井の中の蛙タイプ
理由:外国が大変な状況になっている事を知らない、つまり→世界情勢を知らない→国内しか知らない→どころかこのタイプには自分の半径百メートル四方くらいしか関心がない奴が多い→井の中の蛙タイプ
その2:情報弱者でこの先が思いやられるタイプ
理由:外国が大変な状況になっている事を知らない→普段からニュース、新聞を読んでいるのかも怪しい→読解力、考察力、時代の先を読む能力その他諸々弱いんじゃないか→情報弱者の疑いあり、またおつむも弱い(ただのバカである)恐れがある
その3:自分は若くて健康で高齢者とも同居していないから万一の自分の感染も気にしない、他人事タイプ
この中ではパターンその3が一番危険なタイプだという事は分かりますか。
自分の事しか考えてないからです。そもそもコロナウィルスに対する情報収集能力が弱いですね。海外の報道を見れば持病なしの20代でも死亡している事が分かります。また、発症していないだけで自分がすでに保菌者である可能性、あちこち出歩くことでその菌をばらまき、結果お年寄り等免疫力が低下している方、持病のある方が感染して亡くなる危険性もある事を知りません。こういうタイプだと、あなたとの面談日までさんざん出歩いていつの間にか感染し、保菌者となって面談日にうっかりあなたに移す恐れもあります。たかが面談でリスクがありすぎる事、そして価値観がそもそも合わなさすぎでしょう。
パターン1だと、国内だけでなんでも回って行けばいいんですが今のご時世そういうわけにはいかないので、結婚したら世の中の常識をあなたがなんでもかんでも教えてあげなきゃいけない面倒くさい相手になるかもしれません。言えば理解したり、自分の欠点を直す柔軟性がありあなたが情を感じているのであれば、その先は個人の判断によりますが、おそらく普段から情報通であり常識力が上であるあなたの方がイラっとさせられる可能性は多いでしょう。
パターン2はおおらかと良く言われる性格の人に多そうです。楽観的と言えば聞こえは良いのですが、はっきり言って単なる世間知らず+危機管理が低いタイプという事でもあります。パターン1と2が組み合わさった人も多そうです。何かあった時に家族、家庭を守れるんでしょうか。はなはだ疑問です。
と言うわけで、あなたがコロナウィルスを理由に面談や食事、デートなどを断った場合、相手の価値観を知ることができ、自分の価値観と合うかチェックする事のできるビッグチャンスです。言わばコロナウィルスは相手の反応を「こいつとの結婚はアリかナシか」判定する優秀なリトマス試験紙と言えます。そう考えると、現在婚活ができないフラストレーションも少しは軽減されるのではないでしょうか。断った後に相手がどういう反応をするか。コロナウィルスに対しどれくらい危機感を持っているか。それはあなたの価値観と合致しているか。よくよくチェックしてみましょう。
「会えない時間が愛育てるのさ」という歌詞もあります。昭和の時代と違い今は画像を見ながら会話もできるスカイプなどの文明の利器があるのですから、実際会えなくてもお互いの安全の為にそれらをうまく利用してこの時期を乗り越えましょう。逆に日本を含む世界中大パニックの、この未曽有の事態で乗り越えられなかったら、一体いつどこで何の機会で乗り越えられると言うのですか?
その人は運命の相手ではないのです。」
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