55人が本棚に入れています
本棚に追加
とりあえず完食。
女将に声をかけて部屋に戻る。
「師匠、どうでした?」
ジャッキーとアンジーに、料理は至ってシンプルだが毒は盛られていない事を告げて、食事に行くように告げた。
「ではマギーをよろしく」
「アンジー、何の肉か確認できたらしといてくれ」
アンジーに小さな爆弾投下。
「何ですかそれ....」
二人はかなり怪訝そうに部屋を出て行った。
しかし何だかな....
この村がまともじゃないのは雰囲気で分かる。
俺たち全員が勘違いとかはあり得ない。
「う....」
マギーが目を覚ました。
「マギー」
ゆっくりと目を開くマギー。
パニックだけは起こすなよ。
「え?」
マギーの反応は予想外だった。
「お兄さん、誰ですか?」
へ?
「お兄さんって....マギー、俺だよ一本杉」
「イッポンスギお爺さん....?」
何その眉間のシワ。
「あ、龍王をやっつけたお兄さんだ」
はい?
「マギー、俺が若者に見えるのか?」
「え?はい....でも確かにイッポンスギお爺さんだ....」
何がどうした?
最初のコメントを投稿しよう!