第一章 散るならば春に

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 俺、夏目 鷹弥は公安警察に所属し、第一公安部の室長であった時に、テロ疑惑の研究所に捜査に行き爆破に巻き込まれた。被害は最小に留めたものの、俺は瀕死の重傷になり、研究員の澤田に助けられた。しかし、実験途中の試作機のようなもので助けられ、又、停電中でもあったので、機械は途中で止まり0歳児になってしまった。  それから四年の月日が流れ、俺はやっと五歳になった。思えば、五歳になるまで、よく公安がクビにしなかったものだと思う。
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