5人が本棚に入れています
本棚に追加
第四章 過去に縛られてる子…
完全に「過去に縛られて生きている」んだなと思った。
彼女に連絡を取りたいと思い…
梨沙に聞いてみた。
「ね?美奈美ちゃんの連絡先知らない?」
と言う。
彼女は
「何でアンタに言わなきゃなの?アンタ…第三者だよね?何がしたいの?
私は…私は…あの子が好きなの。
だから、傷ついて欲しくないから別の学校を勧めたの。」
私は
「え、彼女は別の学校なの??」
梨沙は
「えぇ、この学校は1年前にやめたよ。私がここには居させないって言ってね。
それで今は〈フリースクール〉に通ってるよ。」
続けて話をした。
「私が好きなのは彼女も知ってて…付き合ってるんだ。誰にも言わないでね?」
と言った。
私は
「うん、言うつもりない。そういう恋もいいわよ。色々あっていいよね。」
と言った。
最初のコメントを投稿しよう!