第四章 過去に縛られてる子…

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第四章 過去に縛られてる子…

完全に「過去に縛られて生きている」んだなと思った。 彼女に連絡を取りたいと思い… 梨沙に聞いてみた。 「ね?美奈美ちゃんの連絡先知らない?」 と言う。 彼女は 「何でアンタに言わなきゃなの?アンタ…第三者だよね?何がしたいの? 私は…私は…あの子が好きなの。 だから、傷ついて欲しくないから別の学校を勧めたの。」 私は 「え、彼女は別の学校なの??」 梨沙は 「えぇ、この学校は1年前にやめたよ。私がここには居させないって言ってね。 それで今は〈フリースクール〉に通ってるよ。」 続けて話をした。 「私が好きなのは彼女も知ってて…付き合ってるんだ。誰にも言わないでね?」 と言った。 私は 「うん、言うつもりない。そういう恋もいいわよ。色々あっていいよね。」 と言った。
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