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「んっ、うッ、うぅ」
挿入してすぐの、控えめな郁実の啼き声が颯真は好きだった。
どうかすると、腕で顔を隠してしまうこともある。
「ほら、挿入ってるとこ、ちゃんと見える?」
「あっ、あ、あ。んッあ、あぁ!」
「奥まで、出たり入ったりしてる」
「ひ、ぁ。あッ、ダメッ。ぁあッ……!」
だめ。
もう、ダメ。
頭が、ふわふわす……る……ッ!
郁実は思わず、自分から腰を擦り付けていた。
ずっと、こうされたかった。
ずっと、こうしていたい。
気持ち悦いから?
もっと、気持ち悦くなりたいから?
違う……。
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