第2章:地下神殿

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(毎回こんな事するのもうんざりだ… 他に食べ物にありつける当ても無いが 炊き出しに並ぶのは最後にしよう…) 公園を去ろうとした時に 俺に声を掛けて来たのがシンジさんだった。 住み込みで働ける仕事を紹介してくれると 言われたのだが 俺はホームレスを騙して違法に労働させる "貧困ビジネス"かもしれないと疑い 承諾しなかった。 ホームレスを働かせたお金を全て巻き上げる 悪徳業者が存在するのだ。 公園で出会って以来 シンジさんは俺に妙に親切にしてくるが 決して信頼出来る人ではない しかしこの時は行動を共にするしかなかった…
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