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2019/12/30月曜日
こんにちは。
気付けば今年も今日を抜けばあと1日、1年が過ぎるのは速いものですね。
そんなわけで、今日は『年末の大掃除と本』について書かせて頂きます。本日もお付き合い下さい。
先日も生来の読書家であるというお話を書かせてもらったので、予想はつくと思うのですが、我が家の私室には、本が溢れています。毎月大体3冊、1年では約36冊新しい本が我が家に仲間入りします。溢れているというのは、幼いときに両親買ってもらった電車のドア位大きなドイツ製の木造の棚が1つあるのですが、それでも収まりきらず、床や机、ベッドの上に散乱しているからです。
なぜ、そんなことになってしまうのか。
理由は簡単、本が愛おしい過ぎて捨てられないのです。
うちの両親はそれでもまだ、少し前まではそれに対しても寛容でした。なにせ、読書をする子供というのは、いい子に見えるものですから。
しかし、3年ほど前の事件を境に、両親は私に『年末は必ず一定数以上の本を処分に出すこと』という悲しい罰を与えるようになりました。
その頃、本は私室の隣、リビングにまで侵食していました。両親はそれでもまだ目を瞑り、「早く片付けてね。」で済ませてくれていたのだから、優しかったんだなあ、と思うばかりです。
さて、大晦日。我が家は父、母、私の3人家族で、大晦日は母方の祖母の家に母とふたりで帰省するか、家にいるかどちらかなんですが、その年は家にいました。
そして、年越しそばを食べて年を越さずに寝ます。その時、父はそばを運んでいました。そうすると、あら不思議。父の足元になぜかちょうど本が1冊あるではありませんか。
その後はお察しの通り。父は本を踏んで滑り、頭からそばを被りました。両親は怒り心頭、残酷な刑罰を私に課したのです…。
そんなわけで、絶賛処分する本を選別中なんですが…。
選べないんですよねえ…。
どの本にもそれぞれに思い出とか思い入れとかあって、選んでる途中に読み始めてしまって、「あ、これあのとき読んだやつだー!」とか、「あー、これはいい本だったなあ…。」とかなるともう止められませんよね。
だから私は、この世界には要らない本なんて無いと信じます、絶対に。だって選べないんですもん。
というわけで、喧嘩の耐えない我が家の年末なのでした。
さて、最後になりますが、残り短い本年、皆様楽しくお過ごしください。
追記
公開し忘れてたことに気づきませんでした!
ごめんなさい!
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