2-優翔

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だから気がつかなかった 周りが、俺をどんな目で見てたかなんて 馬鹿らしくも、それに気がついたのは中2の時だった。来るはずのパスが、フォローが急に来なくなった1度や2度じゃなかった さすがの監督も気が付いて、チームメイト達に注意をしていた 俺を軸に試合を回せと、何度も言っていた パスやフォローは来るようにはなった でも、チームの中に俺の居場所はもう無かった。それでも、あの中にい続けた 意地になっていた所もある。けど、いつか俺をチームの一員として認めてくれるのではと、心の底では思っていた そんな日は来なかったのだけれど
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