【第1章】写真で見つけた、君。

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玲也「佐倉佑香って....知り合い?」 真白「うん、知り合いだよ。」 岬さんはそう言いながら連絡帳を書く。 玲也「ピアノって....してるの?」 そう聞いた瞬間、文字を書いていたペンの動きがピタリと止まった。 そしてペンを置いて連絡帳をしまい、改まった様子で「はぁ。」とため息を吐いて僕を見た。 真白「白崎さん、そんなに佑香のこと気になるなら1回話してみたら?」 玲也「え?」 怒ったかな...?と思っていると岬さんはパッと明るくなり、笑顔で言った。 真白「もー白崎さんって本当に恥ずかしがり屋なんだからさー♪」 玲也「いって!」 思いっきり背中を叩かれ、あまりにも痛すぎて僕は叩かれたところを抑える。 いくらなんでも強すぎでしょ......。
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