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玲也「佐倉佑香って....知り合い?」
真白「うん、知り合いだよ。」
岬さんはそう言いながら連絡帳を書く。
玲也「ピアノって....してるの?」
そう聞いた瞬間、文字を書いていたペンの動きがピタリと止まった。
そしてペンを置いて連絡帳をしまい、改まった様子で「はぁ。」とため息を吐いて僕を見た。
真白「白崎さん、そんなに佑香のこと気になるなら1回話してみたら?」
玲也「え?」
怒ったかな...?と思っていると岬さんはパッと明るくなり、笑顔で言った。
真白「もー白崎さんって本当に恥ずかしがり屋なんだからさー♪」
玲也「いって!」
思いっきり背中を叩かれ、あまりにも痛すぎて僕は叩かれたところを抑える。
いくらなんでも強すぎでしょ......。
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