【第1章】写真で見つけた、君。

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真白「しょうがないなぁ、私が色々手伝ってあげる。ね?」 玲也「え、あ、あぁ....ありがとう。」 よくわからないテンションの岬さん。 岬さんは用意を済ませると何処かに行ってしまった。 玲也「(とりあえず....岬さんと恋ちゃんは手伝ってくれるってことだよね...?確か7組って言ってたから教室は1つ下の3階....。関われるとしたら掃除しかないな。)」 そう考え、僕は教室を出て階段を降りた。 *3階階段前* そして3階の階段の前にある6年掃除当番表を見る。 玲也「えーっと、佐倉佑香....佐倉佑香......。」 僕は佐倉さんの掃除場所を探す。 一見ストーカー行為だが今回ばかりは気にする余地もなかった。 玲也「え、児童玄関?」 僕は目を見開いた。 僕の掃除場所は外掃除。だから児童玄関は必ずいる場所だった。 玲也「じゃあ、顔見知りってことかな....?」 僕は深く考え、階段を上がり教室へ戻った。
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