【序章】ジャズとクラッシック

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*玲也の家* 1つの部屋に響き渡るゆったりとした曲調。 これはベートーヴェン作曲のピアノソナタ第14番「月光」。 まるで原曲かのようにリズムも流れもあっている。 玲也「....ここまでにしとこうかな。」 僕はそう呟いて楽譜を閉じ、ピアノに布を優しくかける。 少しピアノを見つめると、僕は椅子に座り、ボーッと過ごした。 貴代子「玲也、何しているの?」 玲也「あ、お母さん....。ピアノの練習が終わって、今休憩してたところ。」 貴代子「そうなのね。紅茶入れるから待ってて。 玲也「ありがとう。」 僕は部屋を見渡すと、1つの写真に目がいった。
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