2人が本棚に入れています
本棚に追加
悪魔の言葉は、召喚した俺にしか聞こえないようで、家族はみんな普通の仔犬だと思っている
ちなみに名前は白
毎朝目が覚めると、悪魔の白は枕元にちょこんと座っている
俺達を守るために
悪魔とは人間が勝手に作り出した偶像の産物なのかもしれない
あれだけ神様にお祈りしても、妹を助けてくれなかったが、悪魔はこうして助けてくれた
「悪魔って本当はいい奴なのかもしれないな」
俺が小さな声で呟くと、妹の腕の中で悪魔の白は尻尾を小さく振っていた
最初のコメントを投稿しよう!