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「いや、あなた様はどう見ても白い仔犬にしか見えないので、しかも可愛いが付く仔犬です」
「何を言っておる、悪魔のイメージは貴様ら人間が勝手に想像してるだけだろう
力さえ持っていれば、外見なんて何の意味もない」
「まあ、そうですが・・・」
少し納得のいかない感じだったが、百歩譲って良しとしよう
今回悪魔を呼び出したのは、願いを叶えて貰うために呼んだのだから
青年が悪魔に聞く
「私の命と引き換えに、何でも願いを叶えてくれるんですよね?」
「何でも願いを叶えてやるが、お前の命は要らん
お前の魂が欲しいのだ
命とはお前が生きている間にしか存在しないものであろう
魂はお前が生きていようと死んでいようと関係ない」
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