lifeline

僕の死んだ日

僕は先日死んでしまいました。仕方がなかったんです。暴走した車が引いたたくさんの人の一人でした。
その日僕は大事なキミとデートの約束をしていました。そのデートを楽しみにしていた僕ですが、死んでしまうとは思いませんでした。こんな僕でも愛してくれるキミがいて嬉しかったのに、大事なキミをこんな世界に一人残し、キミにたくさん孤独を持たせて、僕は壊れた体から魂だけが抜け出しました。
そのままいわゆる天国に行くと思ったのですが、僕はまだいきているみたいにキミの1歩後ろに立っていました。いまはここでキミをそっと見守ることにします。そんなキミから離れられない僕の話を聞いて行って欲しい。