blue.10

2/10
1104人が本棚に入れています
本棚に追加
/240ページ
サリちゃんの隣には、 「片瀬秋です。奏くんのいとこで大学生です。年は奏くんの2個下です」 わんこ系年下男子。 か、…可愛いっ っていうか。 「奏くん、いとこくんのこと弄んでないよね!?」 ふとよぎった不安を口にしたら、また秒ではたかれた。 「どんなキャラだよ!」 …痛い。…そぼろサイコー。 合コン初参加だけど、こんな感じなんだな。 美味しいし、まったりしてて楽しいし。 「津軽りんごレモネード、おかわり――っ」 調子よく飲んでいたら、 「お前、飲みすぎんなよ」 のぞきこまれた奏くんの顔が思いのほか近くて、なんかドキっとした。 奏くん。まつ毛長い。二重きれい。 鼻高い。肌滑らか。唇ぴんく。 柔らかくて甘い唇。 やばい、なんか、…余計なこと思い出した。 「すげー顔赤いけど」 それは全部奏くんのせい―――っ 更に奏くんのきれいな顔が近づいて、なんかいっぱいいっぱいになって思わずきつく目をつむったら、 「お前の頬っぺ、餅みたいだな」 両頬を指でつまんで伸ばされた。 …無駄にドキドキさせるの止めて欲しい。
/240ページ

最初のコメントを投稿しよう!