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その日、
友人の弁護士・松堂優子に
電話で事のあらましを
説明してから出勤して
夕方には辞表を提出。
警察に話を聴かれる身となれば
検察庁から給料を貰うわけには
いかないから・・・。
あとは、よく覚えてない。
週刊誌などに書かれたことで
両親に迷惑をかけては
いけないだろうと
優子の家にしばらく・・・。
「後始末は任せて」
という彼女が
「親類の宿が岐阜にあるの。
目立つような観光地でも
ないから、潜んでなさい」
用意してくれて
三ヶ月が経った・・・・・・。
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