時  計

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オフィスの扉の自動ロック、 シンとした廊下に カチャーーーンと響いて 俺の会社の終りを告げた。 エレベーターをダウン・・・ 表に出てから、六本木の象徴と 言われたオフィスビルを、 お名残りに眺めた。 俺に残ったのは 数万円と高級時計。 さて、これからどうする?俺。
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