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まだ駅に向かう途中のはずっ！ 走りながら探していると、橘さんの背中が見えた。 おい、正道っ！気合いれろ！ 自分に喝を入れて橘さんの背中に声を掛けた。 ……結果は惨敗だった。 とても愛している人が居ると彼女の口から聞いた。 それでも、諦められないと、これからもその想いは変わらないと、恥も外聞もかなぐり捨てて、打ち明けた。 自分でも引くぐらい。 彼女の答えは……
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