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「無理です。ごめんなさい」
ハッキリ、キッパリ、断られた。
髪の毛一本程の希望さえ残らないぐらいに。
そして、橘さんは去って行った。
力が抜けて動けない…
そのまま、そこから動くことができなかった。
あれからなんとか普通にしようと、会社では気を張っているけど、橘さんの笑顔を見る度に辛くて。
今まで、恋愛をある程度はしてきたと思っていた。
でも思い違いだった…
こんなに焦がれて、欲しくて…それでも手に入らない…
こんな辛さが…
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