想い 想い の 指定席

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「はあ、いえ、今日から…で…これから通おうかと」

何とか答えて、顔を上げて、こちらを見た。

あれ…なんか一瞬

「この2人が営業に入った、新入社員で、高松君と林田さん」

「こちらが、これから君たちもお世話になることがあると思うけど、3Fの東田さん。よく顔を覚えてもらっといた方がいいよ」

折角なので、2人を紹介した。

「「宜しくお願いします！」」

元気に言い、２人共頭を下げると、まだ呼吸がまだ整わないのにも関わらず、優しい笑顔で

「こちらこそ、宜しくお願いします」

と頭を下げる。