不愉快な目覚め

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不愉快な目覚め

「はぁー、俺の役目ってこれで十分じゃね?」 そうですね、ご苦労様でした提供者さん。 「つか、お前もここではまともに喋ってもいいんじゃないか?」 そうはまいりませんよ。 一応は、私は存在しない存在…。 「」でも付けたら存在していることになりかねませんし。 「…ま、お前がそうしたいのなら好きにすればいいさ。」 ところで…この物語はちゃんと終わるのでしょうか? 「さあな、一つ目は面白く。二つ目と三つ目は適当だからな。これは上手く行くんじゃないか?一応こちら側で公式的に認められたようだしな。」 …そうだと良いですね。 「俺もそうだと良いぜ。さぁ、物語の始まりだ。長かろうと短かろうと物語は物語だ。」
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