太陽と月の子

太陽と月と人間の関わり

太陽の力を持つ男は人間の女性を愛した。
月の力を持つ女は人間の男性を愛した。
そして彼らはめったに会うことはなく人間として亡くなった。

そして数百年たった頃
１つの争いが起こってしまったのだ。
太陽と月の力は弱まり過ぎていた。
太陽の力を持つ男が過ごし場所で人間たち太陽しかいらないと思うようになってしまっていた。また、月の力を持つ女が過ごした場所で月しかいらないと人間たちは思うようになってしまったのだ。
その結果太陽と月は会うことできなくなり人間の世界は分断された。
太陽のみの世界と月のみの世界になってしまった。
最初の太陽と月はそれぞれ人間のために少ない力で頑張っていた。数十年続けてるうちに太陽と月は力のコントロールができなくなってしまったのだ。
太陽の世界では
太陽は常に眩しく照らし続けそれが止まることなく、森林を焼いてしまったり、育て過ぎて人間が住めなくなったりしてしまった。
人間が完全に夜を月を忘れてしまったのだ。
人間は太陽の眩しさ暑さに文句を言う

なぜこんなに眩しいのさ。
暑いよ
水は
もうお湯だよ
前はこんなことなかったのに
太陽はもういらない。
こんなに暑いのいや。
こんなふうに文句を言う
太陽は悲しみに溢れる、しかし、太陽はコントロールができない、その結果また生き物を傷つけてしまう。これが繰り返されるのであった。

月のみ世界では
月は明るさを保てなくなってしまった。
光が沈み真っ暗場所になりほとんどの食物が育たなくなってしまったのだ。その結果生き物たちは食料不足に陥ったのだ。
それの対策のため、明かりを灯すための道具を作り、食料を作っていく。
彼らは太陽の光なんて知らないのだ。
そして道具を作っている人間たち、その他の人間たちも文句を言う

なんでこんな暗い場所で過ごさないといけないの
なんでこんな暗い場所で作業しないといけないんだ。
前はこんな暗くなかったのに
月のせいだ！
月はもういらない！
月は悲しんだ、そしてまた光は薄れていく。
繰り返して月の光はほんの少しだけになってしまったのだ。

彼らの先祖はこうなることは誰も想像してはいなかった。彼らは太陽と月を大切な思っていたからだ。