雨はいつか止む・・・。

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1月12日(日)曇 曇り空でお日様は差しませんでしたが、風もなく過ごしやすい一日でした。 今日はお休みでしたので、惰眠を貪り・・・家の買い出しにゴミ捨て、灯油の買い出しに、母親が風邪で臥せってましたので緊急外来まで送ってまいりました。 母親も帰りは自力で帰って来たので、だいぶ良くはなったのかなと思いますが、歳が歳だけに・・・心配です。 台湾の総統選挙、蔡英文現総統が勝ちました。 やはり、一国二制度には台湾国民が危機感を感じているようで、過去の総統選挙最大の819万票越えだったそうですね。 蔡総統は、当選後次のように語っています・・・。 「香港の若者が自らの命と血と涙で私達に一国二制度が通ってはならない道だと教えてくれた。 民主は空から降ってきたものではなく、先人達の長い闘いで勝ちとったもの。 民主と自由の価値はいかなる困難も克服できる。」と・・・。 (門田隆将 氏 twitterより。) この言葉に、彼のJFKが大統領選当選後に言った言葉、「国家が国民に何をすべきかを問うなかれ、国民が国家の為に何が出来るかを問いたまえ。」という演説を思い出します。 台湾も蒋介石が台湾に逃れてから、今のような民主政治に代わるまで紆余曲折した経緯があります。 合衆国も建国当時からの苦難を乗り越え、南北戦争という日本で言ううところの戊辰戦争みたいな、国難を乗り越え、JFK時代には国家を二つに分けそうなアパルトヘイトなどの問題も克服しつつ、民主主義のリーダーと呼ばれるようになりました。 そういう国の代表が言うのだからこそ重みがあるのだと思います。 日本のように、棚から牡丹餅方式で、立憲君主制から民主主義に変わって存続している国の方が珍しいのです・・・。 現に世界各地では、民主主義→軍事政権→独裁国家→民主主義というサイクルで政治が揺れ動いている国もまた多いのが実情だと感じます。 私たちは何でも言える民主主義国家の日本に生まれたことを改めて幸運だと思った方がよいのかもしれません・・・。 メジャーで活躍しているダルビッシュ投手が、「日本人は批判を恐れて長期的な計画を捨ててすぐに物事をやろうとするから、反対に今を生きる人たちから批判を受ける。」みたいなことを言っていてもっともだと感じました。 まあ、極論で言うと、日本は事なかれ主義でかつ、無責任体質であるかということです。 ダルビッシュ投手は日本の高校野球における新しい法案?制度?・・・投手の一日における投球数と投球日からの感覚を設けるという発議が、すぐさま行使されそうなことに違和感を感じ、すぐでなくとも、四年後とかに設定すれば現場も困らないし、四年後にプレイする選手も困らないのに・・・と、言っています。 確かにその通りで、今の日本は批判を避けるために、制度や法の粗製乱造や愚作の拙速を好む傾向にあります。 これって・・・その場凌ぎと言わないでしょうか・・・? 後は知らない・・・という態度をありありと感じます。 また、旧軍の大本営参謀本部の情報参謀として、フィリピンで活躍し、マッカーサーの戦略をことごとく言い当て、『マッカーサー参謀』と言われた堀栄三少佐(後、統合幕僚幹部情報室長、陸相補にして、戦後初めての西ドイツへの駐在武官)が、スエズ危機の時の状況をこう回想しています。 上司の情報部長が自分の部下の発言を信じられず、顧問委員会を作ろうとか言いだし、その結果を情報室の回答としようと言ったことに、堀1佐(大佐:当時)は猛然と反発しました。 『情報は管掌部署である情報室の責任です。』と堀1佐は言い切り、最悪な事態になった場合の保身を考える上司を見て、こう思ったそうです。 『日本の自衛隊は、職人を信じないで会議で責任を回避する組織ということを露呈した。」 堀陸相補ではないですが・・・一国民として、今の日本の政治家でそこまで肝の座っている政治家が何人いるのか・・・思うたびに不安になります。 明日は仕事ですが、後三日頑張れば・・・♪ 明日は三連休の最終日ですがお出かけ日和となりそうですね、 お休みの方はゆっくりと楽しくお過ごし下さいね♪ それでは、明日も皆様と私にとって良い一日でありますように♪ 12.Jan.令和弐年(2020年、平成32年、昭和95年) 新田 遼 退職まで、後4日!
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