恋はタイトロープ
2/9
読書設定
目次
前へ
/
18ページ
次へ
僕はその人の素敵な目を見ていた。 くっついてしまいそうなほど間近でその瞳を覗きこんでいた。 大きくて黒く澄んだ瞳。まるで黒い湖のようだ。 湖の表面に僕が写っている。 瞳を取り囲む虹彩のリングは、たとえようもなく美しい不思議な色。 ああ。なんて綺麗なんだろう。 そして僕はありったけの勇気をかき集め、その綺麗な目を真っすぐに見つめながら、この胸を焦がす思いを何度もつっかえながら告白した。
/
18ページ
最初のコメントを投稿しよう!
9人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
42(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!