とあるBarにて

1/1
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ

とあるBarにて

とあるAuthentic Bar。 熟達したバーテンダーが確かな技術でカクテルを作ってくれるのが魅力であり、重厚な扉の向こう側に大人の空間が広がる。 「あらっ、赤髪のお兄さん♪今夜も来てらしたのね♪」 「……」 赤髪のお兄さんと呼ばれたその男性(おとこ)はトワイスアップされたウイスキーを目一杯口に頬張ると綺麗にセットアップした金髪が美しい女性(おんな)の方をチラッと睨みつける。 「あらあら、怖い怖い♪…っで、今日はなんの話をしてくれるのかしら?」 目一杯頬張ったウイスキーを喉を鳴らしながら飲み終えると赤髪の男性(おとこ)は静かに口を開いた。 「…そうですね。今夜は「バケモノ」の話でもしてみましょうか…」 「まぁ、それは面白そうだわ♪」 「…それは良かった。では………」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!