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とあるBarにて
とあるAuthentic Bar。
熟達したバーテンダーが確かな技術でカクテルを作ってくれるのが魅力であり、重厚な扉の向こう側に大人の空間が広がる。
「あらっ、赤髪のお兄さん♪今夜も来てらしたのね♪」
「……」
赤髪のお兄さんと呼ばれたその男性はトワイスアップされたウイスキーを目一杯口に頬張ると綺麗にセットアップした金髪が美しい女性の方をチラッと睨みつける。
「あらあら、怖い怖い♪…っで、今日はなんの話をしてくれるのかしら?」
目一杯頬張ったウイスキーを喉を鳴らしながら飲み終えると赤髪の男性は静かに口を開いた。
「…そうですね。今夜は「バケモノ」の話でもしてみましょうか…」
「まぁ、それは面白そうだわ♪」
「…それは良かった。では………」
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