怖いものの話

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息子の就寝を確認すると 私の時間。 冷蔵庫を開けて あなたの元へ  持っていく。 離れの小さな ほこら。 はい。 あなたが好きなお稲荷さん  作っておきましたよ。 息子はどんどんあなたに似てきて このお稲荷さんを3つも食べました。 本当にあなたを見ているよう・・・ あなた譲りの白い耳  一回り大きくなりました。 そろそろ妖術を教える頃でしょう。 あのバケモノの話をしましたよ。 大丈夫。 あの子は あなたと私の血をひいている。 きっと強くなるわ。 その日まで 私たちを  見守って下さい。 それにしても 一体  どんなものでしょうか・・・。 あの日  あなたの命を奪った
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