10人が本棚に入れています
本棚に追加
息子の就寝を確認すると 私の時間。
冷蔵庫を開けて
あなたの元へ 持っていく。
離れの小さな ほこら。
はい。
あなたが好きなお稲荷さん 作っておきましたよ。
息子はどんどんあなたに似てきて このお稲荷さんを3つも食べました。
本当にあなたを見ているよう・・・
あなた譲りの白い耳 一回り大きくなりました。
そろそろ妖術を教える頃でしょう。
あのバケモノの話をしましたよ。
大丈夫。
あの子は あなたと私の血をひいている。
きっと強くなるわ。
その日まで
私たちを 見守って下さい。
それにしても
一体 どんなものでしょうか・・・。
あの日 あなたの命を奪った
最初のコメントを投稿しよう!