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ベッドにて
実際に夫婦になった初夜、義男は心底それこそ骨の髄まで幻滅した。
容色が悪いことは端から分かっているからそれには改めてがっくりしないが、まずがっくりしたのは胸がぺったんこであること。それこそ砥の如く貧乳なのだ。
これでもおっぱいかよ・・・
どこを揉んだらいいんだ?
揉もうにも揉みようがないぜ。
おまけに乳首が陥没してる。
吸いだすしかないかと思って義男は必死にちゅぱちゅぱ吸ってみるのだが、中々出てこない。
この野郎と前歯で噛んで引っ張ってみたら漸う気持ち出た。
その間、貴子は感じまくっていたが、その喘ぎ顔も喘ぎ声も不味いこと夥しい。
腰はと思って見ると、ない。
何がないってくびれがない。
ドラム缶みたいに寸胴なのだ。
臍に至っては出べそ。
而も粉ならぬゴマをふいていてチョー汚い。
あそこはコメントを省くとして尻はと言うと、胸に反して矢鱈にでかい。
これは揉みがいがあると思って義男は揉むのだが、脂肪のノリが良すぎてぶよぶよしていておまけに割れ目の間から何となく不快なものが匂って来て仕舞には気分が悪くなった。
最後に足に関して言うと、太ももが想像以上に太く、太いという意味で脹脛も凄いと思っていたが、これは半端なく凄いと思った義男は、ここに於いて完全にうんざりした。
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