ベッドにて

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 果たしてこの女が俺にとって相応しい女なのだろうか?幾らなんでも酷いのではないだろうか?と甚だ疑問になった義男は、こりゃあ殺生でっせと大阪弁で嘆きたくなった。  気持ちが乗らないと気持ちよくならないもので勃起するのにかなり時間がかかったし、比較的早漏なのにいくにもかなり時間がかかった。  お陰で貴子は長いことセックスを楽しめたが、義男はセックス中、不平不満たらたらになり、いった後、法悦に至るどころか疲労感に襲われ、次に倦怠感、そして虚脱感に襲われ、セックスに満足し切ってぐっすり熟睡する貴子の横でげんなり仕切ってレム睡眠に入った。
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